「脱出の時にあの人の手をなぜもっと強く引っ張らなかったのか」
と悔やみ続ける人。地下駐車場に突っ込んだ1両目で身動きの取れない
負傷者を励ましながら「俺には何もできん」と号泣する近隣住民。
自らも無傷ではないのにティッシュを手に重傷者の間をさまよい、
役立たずな自分を責め続ける人。凄惨な事故の記憶だが、
そこには普通の人々が持つあたりまえの人間愛があふれていて、
気づかないうちに涙が流れていた。手記を寄せた事故の生存者たちは、
死を意識した瞬間に家族を思い、そして、生を得たあとには隣に乗り合わせた
赤の他人たちを思い、やがて107人の命の重みを生き残ったその身に
引き受けていく。
JR福知山線脱線事故
2005年4月25日午前9時18分、兵庫県尼崎市のJR福知山線
塚口―尼崎間で快速電車(7両)が脱線し、線路脇のマンション1階に激突。
乗客106人と運転士が死亡、重軽傷者は562人にのぼった。
今日はJR福知山線脱線事故から丸3年が経ちます。
伊丹においても18名が亡くなられるという本当に大惨事でした。
公の交通手段を最近よく利用いたします。あってはならない事故だと
痛感致します。
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
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